「組織としての挨拶は一度でよい」

朝の挨拶「おめでとうございます」は、確かに、大切なことです。
しかし、わずかな時間しかない「朝の打合せ」等において、何度も形式的に挨拶されると時間がもったいないです。

そんな形式的な挨拶に異議を唱えて、「組織としての挨拶は一度でよい」と提案したことを、紹介しているのは、木村重夫氏です。
教育トークライン2021年12月号に「会議の言葉を削るキーワードは「時間厳守」」というタイトルで書いています。
https://em-tr271.com/L90494/b300/115341

その朝の打合せの風景は、こんな感じ。

校長先生の挨拶。
「先生方おはようございます」
全職員も挨拶し、打合せが始まります。
教頭先生「おはようございます。・・・」
教務主任「おはようございます。・・・」
提案者「おはようございます。・・・」

挨拶は一度でよいです。何度も形式的に挨拶されると、うんざりします。とにかく、時間がもったいないです。

私は、こんなとき、我慢していましたが、木村重夫氏は、次のように言って挨拶を一度にしたのです。

「会議のはじめ、校長先生がご挨拶され、先生方が挨拶しました。組織としての挨拶が完了しました。その後のご発言は、挨拶は省いて本題から入ったらいかがでしょうか。」

このような言い方なら、角が立たずに、納得してもらえますね。
使う機会があったら、言ってみてください。