1/22に、サークルメンバーのS氏に、オンラインレクチャーしてもらいました。
それは、「授業で社会科教科書を使い倒す」というものです。
社会科の教科書って、文章が長々と書かれていて、結局何を言いたいのかわからなくないですか。
教える方サイドで言えば、どこを強調して扱うのか、全部扱うのか、全くもって迷います。
社会科の教科書って、写真があって、グラフがあって、地図があって、図があって、いったいどこから扱っていいのか迷いませんか。 強調して扱っていいのか、網羅的に扱うのかも悩みます。
要するに 、社会科の教科書は盛りだくさんなのです。
そして、あるロジック(論理)に沿って、盛られているのでしょうが、そのロジックが、よく見えないのです。
そんなロジックを、サークルメンバーのS氏にレクチャーしてもらったのです。
S氏は、
「社会科の教科書は説明文だ。」
と解説してくれました。
そして、
「説明文なので、問いがある。そして、その問いに対する答えもある。」
と言うのです。
この問いとは、「学習問題」とか「この時間の問い」とか書かれているものです。
そして、その答えはどこに書かれているかというと、「まとめ」とかにある場合と、説明の文章の中にある場合があるのです。
では、写真や、グラフ・地図・図は、この問いと答えにどうつながっているのでしょうか。
それは、答えの「具体」の論拠となるものなのです。
このように、社会科の教科書のロジック(論理)構造を説明してもらって、ストンと心に落ちたのでした。
でも、そもそも、もっとわかりやすい教科書の作り方をしてほしいですね。