テストにおいて、テスト用紙の裏表に名前を必ず書かせるテクニックを、先日お伝えしました。
些末なことだと思われますが、それだけ名前を書く頻度が高いということなのです。
そこでの逆転の発想?です。
私は、テストの名前を「ていねいに書くトレーニング」として使っていたのです。
私は、こんなことを一番最初のテストにおいて語っていました。
「あなたの名前は、両親が願いを込めてつけてくれたとても大切なものです。
ですから、名前を書く時は、乱雑に書いてはいけません。
ていねいに書くようにしましょう。」
その上で、「ていねい」を具体的に提示しました。
「ていねいというのは、名前を書く欄に文字を濃く、大きく、大きさを揃えて書くことです。
ここでテストを始めるルールです。全員が名前を書き終わるまで、テストの問題はやってはいけません。ですから、ゆっくりと名前を書くのですよ。」
このようにして、テストごとに繰り返していくと、名前が濃く、大きめの揃った字で書かれるようになってきます。
名前を書く頻度は高いです。何度も書く機会を有効活用してほしいです。