「生存者バイアス」の罠にかからない

昨日、学校の教師は、学校生活を「生き延びた?」人であることが多いという話をしました。
そして、そんな教師達は、知らずしらずのうちに、自分の成功体験にのみ注目して、脱落していった?他者の体験に目を向けなくなりがちだという話をしました。 これが「生存者バイアス」です。

学校では、様々なことをクリアーしなければ、「生き延びる?」ことはできません。

それは、
・勉強
であり、
・友だち
だったりします。

他にも、
・運動会
・部活
だったりします。

そもそも、
・学校に登校
していたことも、「生き延びた?」ということです。

ということは、この「生き延びた?」教師は、基本的に、学校教育に良いイメージをもっているということです。

しかし、学校から、脱落?した子供たちもたくさんいます。
代表選手は、不登校の子や学校に不適応の子達です。

この子達の意見は、なかなか取り入れられません。
学校の生存者でない人の意見は、なかなか取り入れてもらえないのです。

ぜひ、
学校がつらかった
学校がつまらなかった
・・・
という子たちに目を向け、耳を傾けてほしいです。

「生存者バイアス」の罠にかからないとは、自分は「生き延びた」「たまたま成功した」ことへの自覚なのだと思います。