「地球はまるい」
この「まるい」は、「丸い」ですか?それとも「円い」ですか?
このような「まちがえやすい漢字」について、光村図書の四年生向けの教科書が、取り上げています。
(その授業実践を原田朋哉氏が、教育トークライン2022年3月号に書いているのです。)
「円い」
「丸い」
私達は、どう使い分けているのでしょうか。
コインは円い。
半径5センチの円。
円い窓。
円く切る。
ボールは丸い。
手を丸める。
丸い団子。
丸く収める。
こんな使い方ですね。
これからわかるのは、同語反復のようですが、
「丸い」は「球形である」という意味
「円い」は「円形である」という意味
なのです。
「球」と「円」、立体と平面の違いです。
では、「まるをつける」の「まる」はどちらでなのでしょうか。
そんな問いを原田氏はしています。
先生が書くのは、球ではなくて円です。
しかし、「円つけ」とは書きません。「丸つけ」と書きます。
さてさて、これは「例外」と考えるのがふさわしいのようです。難しい!まぎらわしい!