きれいなノートを書く5つの法則

令和3年度の修了式が終わり、ほっとしている方も多いかと思います。

しかし、すぐ4月になって、新しい子供たちとの出会いがあります。そのための準備を余念なくやってほしいです。

教育トークライン2022年4月号は、そんな4月のクラスづくり、授業づくりが特集させています。「黄金の三日間」特集なのです。

そのグラビアページで、林健広氏が「ノートの書き方を教える」というタイトルで書いています。
その中で、扱っているのが「MYノート」というノートの表紙の裏側に書かれた「きれいなノートを書く5つの法則」です。

子供たちにノートをきれいに書かせて学力を向上させたいなら、この5つの法則を子供たちに語り、その通りにやっていくとよいです。

その「きれいなノートを書く5つの法則」は、次のとおりです。

1 ていねいに書く
「1マスには1字使います。マスの中に文字や数字を最後までしっかりと書きます。」
単純だけど、この「1マスには1字」というのができていないのです。マスを意識させるだけで、きれいになっていきます。

2 日付を書く
「最初にノートに日付を書きます。日付のほかに勉強のタイトルを書くと、ノートを見返したときに何を勉強したかわかりやすいです。」

3 そろえて書く
「問題や式の最初の文字をそろえて書くと、すっきりと見やすくなります。」
この「そろえる」ことが、整った感を作ります。

4 ゆったり使う
「横の問題と指2本分あけます。下の問題との間とは、1行か2行あけて書きます。」
この「指2本分」という具体的な指示で、ゆったりとします。
子供たちは、とかくギュウギュウに書きがちなのです。

5 鉛筆を使う
「けずった鉛筆で、文字や数字を濃く、くっきりと書きます。」

4月になって、初めてノートを使う際には、ぜひもう一度、子供たちと確認しながらノートを使わせてください。