ときに、目標は高く掲げた方がよい

競泳の池江璃花子さんのお母さんが、子育てで「ご褒美」について触れている記事が、産経新聞にありました。
それは、「・・ができたら、・・を買ってあげる」というようなものです。

お母さんは、池江璃花子さんの中学2年生のときに、世界基準の記録(インターナショナルタイム)を出せたら、携帯電話を買ってあげるというご褒美の約束をしました。 また、中学3年生のときには、世界選手権の選考に通ったら、「しまむらの服買い放題」のご褒美の約束をしたのです。

両方とも、記録を出し、選考に通って、璃花子さんはご褒美をゲットしています。

お母さんは、
「ご褒美をあげる目標はできる限り高く設定」
と言っています。

この「ご褒美をあげる目標はできる限り高く設定」というのは、学校のクラスの場合にもあると、私は考えていました。

「めったにできない目標をみんなが努力して達成したら、子供は心から感動するものだ」

そのようなことを、向山洋一氏に学びました。

私は、漢字テスト全員100点とか、全員が長縄のダブルダッチを10回跳ぶとか、全員がなわとび二重跳びができるとか、けっこうハードルの高い目標を立てていました。

もちろん、なかなかできません。数ヶ月かけて、できるかできないかというハードルの高さです。

ですから、できたときは、子供たちは本当に嬉しさを爆発させます。
ときに、目標は高く掲げた方がよいのです。