「生存者バイアス」の罠にかからない

昨日、学校の教師は、学校生活を「生き延びた?」人であることが多いという話をしました。
そして、そんな教師達は、知らずしらずのうちに、自分の成功体験にのみ注目して、脱落していった?他者の体験に目を向けなくなりがちだという話をしました。 これが「生存者バイアス」です。

学校では、様々なことをクリアーしなければ、「生き延びる?」ことはできません。

それは、
・勉強
であり、
・友だち
だったりします。

他にも、… 続きを読む

学校生活を「生き延びた」人が教師になっている?

このところ「生存者バイアス」(「生存バイアス」とも言います)について、立て続けにふれています。
それは、学校生活を「生き延びた?」人が教師になっていることが多いからです。
そして、そんな教師達は、知らずしらずのうちに、自分の成功体験にのみ注目して、脱落していった?他者の体験に目を向けなくなりがちなのです。

例えば、子供を大きな声で怒鳴りつけるなど厳しく叱ることは、効果よりも、副作用による悪い効果の方が、よほど大きいです。

その副作用は、
・叱る人がいない場合は、悪い行動を行う
・その先生が教えている教科まで嫌いになる
・叱った人がモデルとなって、他の子に暴言や暴力をふるう
などが考えられます。

ですが、なぜか、教師や保護者の一部には、厳しく叱ることを容認する雰囲気がありますね。… 続きを読む

「行動を起こして悪かったと思っている人」もいる

人生を変えたい、人生をやり直したいという願望は、誰しもあるものだと思います。

子供の頃の夢、若い頃の憧れ、そんな「夢」に向かって、安定した現在の仕事や活動を打ち捨てて、新たな歩みを始めていく。

そんなチャレンジする姿は称賛されてきました。
「飛び出して夢にかける人」は評価に値するものだと、思われてきたのです。

そして、口をそろえて、こんなことを言います。
「やらないと後悔するよ」

しかし、
人生をリセットしたいと思ってチャレンジした場合、結果は2つです。

1 行動を起こして良かったと思っている人… 続きを読む