「デュシェンヌ・スマイル」で健康に

教師にとって「笑顔」は、最強の武器?ですね。
とびきりの笑顔は、子供たちを安心させ、認め、やる気を出させます。教室の雰囲気は最高になります。
それだからこそ、「笑顔の練習」をすることが教師に求められるわけです。

ですが、笑顔の効能?はそれだけではなく、笑顔であることが健康につながっていることを知りました。

「デュシェンヌスマイル」と呼ばれる笑顔があります。
それは、フランスの精神科医のデュシェンヌが提唱している「本物の笑顔」で、「口角が上がって、目尻にカラスの足跡が出る笑顔」です。

この「デュシェンヌ・スマイル」の持ち主は、健康で長生きなのです。
それは、シカゴ大学の調査から示されています。
それは、アメリカ野球のメジャーリーグを対象とした調査です。

メジャーリーグに入団する選手たちは全員、顔写真を撮ります。… 続きを読む

「二次障害」の対応

おそらく、発達障害の子の症状の中で、一番困難な症状である「二次障害」のアセスメントについて、昨日、話題にしました。
今日は、対応です。
教育トークライン誌・小嶋悠紀氏の連載
https://em-tr271.com/L90494/b300/116541

いわゆる「反抗挑戦性障害」と呼ばれる二次障害を併発した子の行動は、すさまじいほど反社会的で、相手との関係性を拒む行動です。

昨日取り上げた行動を再掲すると、
1 とにかく徹底的に反抗してくる
2 とにかく挑戦的な言動が多い… 続きを読む

二次障害のアセスメント

これまで、たびたび、発達障害の子のアセスメントと対応について、教育トークライン誌の小嶋悠紀氏の連載から学んできました。
2022年3月号の連載では、「二次障害のアセスメントと対応」でした。

二次障害を併発した子は、単体の発達障害の子に比べて、格段に対応が難しくなります。
それは、発達障害によって引き起こされる生きづらさとともに、人間不信とでも言うべきものがその子にあるからです。
適切に遇されなかった「恨み」が、二次障害を暴力的にするのだと思います。

小嶋氏は、「二次障害困難性」のアセスメントを以下のように示しています。

1 とにかく徹底的に反抗してくる
何をやるにも、教師が言ったことに対して、反抗を繰り返します。「やらねえ!」「やってらんねえ!」が口癖です。

2 … 続きを読む