「孫にも衣装」とは言わない

私事ですが、私の息子の子供、すなわち、孫が保育園に入園します。
その孫が、入園式に参加するために、少しばかりおめかしをしたのを、息子が撮影して私に送ってきました。

孫は、お行儀よくグリーンのジャケットを着こなして?いて、普段とは違って落ち着いた感じに見えました。
そして、「なんとも、孫にも衣装だな」と思ったのですが、「えっ、違う、違う。そうは言わない。」と心のなかで修正したのでした。

そう、「孫にも衣装」とは言いません。
正しくは、「馬子にも衣装」です。

馬子とは、昔、馬を引いていた人のことです。もう、そんな職業はないので、なかなか正しい意味で捉えることができなくなってきています。「孫」と間違えるのも、わかります。

コトバンクでは、このように「馬子にも衣装」の解説がされています。
https://em-tr271.com/L90494/b300/116631

「馬子」は、馬方ともいい、かつて人や荷物をのせた馬を引いていた者のことで、身分も低く粗末な身なりをしていました。ことわざは、馬子のように、ふだんは粗末なものを着ている者でも、立派な衣服を着ると見栄えがするということ… 続きを読む

クラスのルールの作り方

子供たちとの出会いの三日間=黄金の三日間において、クラスの様々なルールを決めていきます。
大人にとっては些細と思われるような様々なルールが、クラスには必要なのです。

例えば、給食におけるおかわりのルール。
早く食べ終わった子から自分でおかわりしてよいのか、それとも、ある時間になったらおかわりしたい子が出てきて平等になるように自分たちでおかわりするのか、それとも、教師が仕切っておかわりするのか。

例えば、クラスにおいてあるボールの使い方のルール。
休み時間に使いたい子が自由にもっていく、それとも、ボールを使いたい子が掲示板に事前に書いておいて、かち合ったらじゃんけんして勝った子が持っていく、それとも、遊び係がもっていく。

ほんと、いろいろです。

こういうとき、子供たちが納得するのは、以前のクラスのルールをヒアリングすることです。
定石ですね。

これは、… 続きを読む