3月に、江崎グリコが「4月から学校給食で提供する200ml牛乳のストローを廃止する」と発表して、「それみろ!」と思わず叫んでしまった私でした。 江崎グリコが行うのは、ストローがなくても飲みやすく開封しやすい紙パックにすることです。
新しい形態の紙パックは、開口部に指が入りやすく、簡単に開封できて、ストローなしで簡単に飲むことができるようになっているとのこと。 これは、ストローを廃止することで、プラスチック使用量の削減による資源循環社会への貢献が目的なのです。
実は、かつて、私は自分の担任するクラスでは、牛乳を飲む際、ストローを使用していませんでした。
だって、ストローを使うと後始末が大変だからです。
ストロー袋を集めます。そして、使用したストローを集めて、これは洗わなくてはいけませんでした。
私は、こんな面倒なことを、学校において行う必要はないと考えていました。
ですから、ストローなしでの牛乳飲みをやっていたのです。
高学年の子は器用に、牛乳パックの口を開けることができました。力のない子も上手にスプーンを使うとみんな開けられたのです。
私は、「ぐいぐい牛乳を飲むって、カッコいいなあ」なんて、あおって?いたものでした。
ところが、勤務校が代わると、そこにいた栄養士さんがストローなしにダメだしをしたのです。
なんでも、牛乳パックが清潔でないから、ストローを使ってくれとのことでした。
仕方なく?私はストローを使うことになったのでした。
今回の江崎グリコの新型牛乳パックも、結局は口飲みで、牛乳パックそのものに口がふれます。
もしかしたら、神経質な栄養士さんがいて、コップに移して飲んでくださいなんて言いそうな気がしています。