一人用のテントをクールダウンに

私の教育サークルのメンバーは、個別支援級(特別支援学級)の担任をしているのですが、教室に一人用のワンタッチテントをもちこんだと言っていました。 おそらく、家で使っていたものを流用したのだと思います。

えっ、学校でテント生活を体験させるの?なんて思いましたが、 そんなことは、もちろんありません。

そうではなくて、

「クールダウン」

のための一人用テントなのです。

個別支援級に在籍する子の中には、感情を高ぶらせたり、癇癪を起こしたり、はたまた、極度に不安になったりする子もいます。

そんな心・脳をヒートアップさせた子に、何を言って聞かせても何も受け付けません。
もう、心・脳をクールダウンさせるしかないのです。… 続きを読む

ぐいぐい牛乳を飲むって、カッコいいなあ

3月に、江崎グリコが「4月から学校給食で提供する200ml牛乳のストローを廃止する」と発表して、「それみろ!」と思わず叫んでしまった私でした。 江崎グリコが行うのは、ストローがなくても飲みやすく開封しやすい紙パックにすることです。

新しい形態の紙パックは、開口部に指が入りやすく、簡単に開封できて、ストローなしで簡単に飲むことができるようになっているとのこと。 これは、ストローを廃止することで、プラスチック使用量の削減による資源循環社会への貢献が目的なのです。

実は、かつて、私は自分の担任するクラスでは、牛乳を飲む際、ストローを使用していませんでした。
だって、ストローを使うと後始末が大変だからです。
ストロー袋を集めます。そして、使用したストローを集めて、これは洗わなくてはいけませんでした。
私は、こんな面倒なことを、学校において行う必要はないと考えていました。

ですから、ストローなしでの牛乳飲みをやっていたのです。

高学年の子は器用に、牛乳パックの口を開けることができました。力のない子も上手にスプーンを使うとみんな開けられたのです。… 続きを読む

口角を上げよう

昨日、知り合いのコーチの方にお願いして、メモ術のレクチャーをしてもらいました。

その方はコーチングを学ぶ前は、地方のテレビ局のディレクターをやっていて、地域の方にインタビューを度々行っていたとのこと。 そして、その後は、まちづくりにも関わって、これまた地域の方々にインタビューを度々行っていたとのこと。

そのインタビューの際に気をつけていたのは、もちろんメモを取ることですが、それ以前に、笑顔で自分が安心・安全な人だとわかってもちい、信頼関係を築くことだったと言います。

ZOOMでレクチャーを受けたのですが、満面の笑顔で相手をじっと見ながら、次々とインタビューし、そして、下を見ることなくメモを取っていた姿は、まさしくプロだと思えるものでした。

笑顔を作るために、口角を上げる練習をひたすらしたと言います。
私も練習をしたのでわかりますが、1時間の間ずっと笑顔でいるのは、できることではありません。

笑顔を意識することが重要なポイントである職業というのは、教師だけではなく、その方々も必死で努力しているんだなと改めて思いました。

ぜひ、笑顔で子供たちの前に立ってほしいです。… 続きを読む