このところ、信州大学医学部の本田秀夫氏が、発達障害に関するQに答えていることを紹介しています。
今日は、先生にとっては身につまされる?Qです。
それは、
「学校の先生と相性が良くないようです。担任が代わるまで我慢したほうがいいですか?」
というものです。
うーむ。
これは、正直言って、我慢するしかないですね。
年度途中で、相性が良くないという理由では担任の先生は変えられませんね。日本では、1年契約なのです。
言い返すわけではないですが、先生の側も相性の悪い子のことを変えられません。ですから、1年間は我慢するわけです。
少しばかり、話がそれました。
ただ、我慢するにしろ、担任を決める権限のある人=校長先生には、「相性が悪い」ことは伝えておいた方がよいです。
本田氏も同様なことを言っています。
それは、何も言わずにいると、「今の先生でいいです」という消極的な意思表示をしていることになるからです。
それでは、翌年以降も同じ担任になることが多くなってしまいます。
担任の先生にとっては理不尽なことでしょうが、子供にとっては、「相性」は重要なことかもしれません。
ですから、情報としてきちんと伝えてもらった方が、よいことが起こせると私は考えています。