昨日は、「毒親」のタイプのうち、子供を管理(しすぎる)するタイプについて、述べました。
今日は、「管理」と似ているのですが、「過干渉」するタイプです。
過干渉をする親は、先回りして障害を取り除いたり、口出しします。
「あぶないから、やっちゃダメ」
「あなたには、無理だから」
・・・
このような言葉の裏に、あるメッセージがあることを、以前メルマガで指摘しました。
それは、
「あなたはできない」
「あなたには能力がない」
といったことです。
これらのメッセージは、子供に呪いをかけます。
「自分はできないから、親に助けてもらわなければならない」
という呪いです。
こうやって、子供は、親に「支配」されることになるのです。
この支配は、だいたい思春期になって、もしかしたら、子供が反抗することで崩れることが多いでしょう。
ただ、このケースにおける反抗は、かなりの凶暴さを伴うことになります。
だって、ずっと抑圧されてきたのですから、その反動があるのです。
しかし、思春期になっても、この支配から逃れることができず、成年になっても、ずっと支配されることもあります。
これって、自立できない人生を送ることになり、絶望的な感じがします。