教員の意識に関する調査2022」仕事の悩みを相談する相手がいるかどうか

ジブラルタ生命保険株式会社の「教員の意識に関する調査2022」の集計結果から、今日は「仕事の悩みを相談する相手がいるかどうか」です。

https://em-tr271.com/L90494/b300/118151

2,000人の回答では、

「相談相手がいる」 83.3%
「相談相手はいない」 16.7%

でした。

この結果をどう考えればよいのでしょうか。

「けっこう相談相手がいる」と考えるのか、「相談相手がいなくて、一人で悩む人は少なくない」と考えるのか、です。

では、相談相手がいると回答した先生は、誰に相談しているのでしょうか。
その結果は以下の通り。

1位 同世代の教員 57.9%
2位 先輩の教員 45.0%
3位 家族 35.0%
4位 友人・知人 24.1%
5位 元同僚の教員 19.4%
6位 教頭先生 18.5%
7位 校長先生 16.8%
8位 養護教諭 12.4%
9位 近隣校の教員 8.7%
10位 スクールカウンセラー 6.8%
11位 事務職員 4.1 %
12位 その他 1.7%

うーむ。
私のように、教育サークルの仲間に相談することが多かったのは、けっこう少数派なんですね。

私が初任のとき、同世代の教員は、誰もいませんでした。ぽつんと、私一人だけが若く、他の教師は皆、働き盛りだったのです。
そして、しばらく、若い先生は赴任せず、私はずっと、一番年齢が下の教師でした。

そんな境遇?もあったのかもしれません。
若い頃から、あまり他の先生をあてにせず、相談もせずに、教師という仕事をやってきたのです。

でも、「もし、同年代の先生がいたら」と想像すると、心理的にずっと楽だったと思います。

相談相手がいることは、やっぱり大切ですよ。