静岡県牧之原市の川崎幼稚園で、3歳の園児がバスに置き去りにされて、死亡した事件がありました。
園児がバスに残っていないか、その点検がなされていなかったことが事故原因です。
そんな事故を受けて、文部科学省等が安全マニュアルの徹底を促す通知を出しましたが、それだけでなく、バスの運転手に点検を促す仕組みが作られなければなりません。
アメリカでは、バスの運転手がエンジンを切ると、自動的にブザーが車内に響きます。
このブザーを止めるには、バスの一番後ろまで歩いていてボタンを押さないといけません。
非常にアナログな方法ですが、一番後ろまで行くことで、子供が残っていないかを必ず点検できるのです。
韓国でも似たような仕組みが取られているそうです。
バスの運転手がエンジンを切ると、同様にブザーが車内に鳴り響きます。運転手は、バスの最後尾と途中も含めて3箇所程度のセンサーに、スマホアプリをかざさないといけません。そうしないとブザーが止まらないのです。
こんな方法、すぐにでもバスに設置できると思います。
人為的な努力の方法でなく、このような仕組みをぜひ考えて不幸な事故を防いでほしいです。