音読練習用の丸の大きさを揃える

国語の教科書の音読指導において、音読カードを使うやり方をする先生たちがいます。
しかし、私は、もっと簡易に、教科書の題名の横に丸を十個書かせて、それを塗るやり方を私はしていました。
向山洋一氏に学んだやり方ですが、一回読むたびに、その丸を赤く塗っていくわけです。

ただ、

「教科書の題名の横に、丸を10個かきなさい」

と指示すると、子供によってはいろいろな大きさの丸が十個かかれてしまうことがありました。

大きさがちぐはぐでも良いのですが、どうも美しくないのが気になっていました。

そのちぐはぐさを補正して、ちょうど良い大きさの丸が書けるようになる指示を、教育トークライン2022年8月号で、村野聡氏が書いています。 https://em-tr271.com/L90494/b300/118411

「教科書の題名の横に丸を十個、鉛筆の底と同じ大きさでかきなさい。」

という指示です。
この指示で、子供達は丸の大きさをイメージすることができ、大きさの揃った丸を十個書くことができたのです。

私はというと、丸を十個書かせる時に「5個かける2列で十個」と指示していました。
その上で、

「題名の字と同じ大きさで丸をかきなさい」

と指示していました。
このやり方でも、きれいに丸を揃えることができます。