欠席連絡でインターフォンを使わない

「改訂版 全国の学校における働き方改革事例集」なるものが、今年(令和4年)の2月に、文部科学省のHPにおいて、掲出されました。 https://em-tr271.com/L90494/b300/118481

ここには、主に、ICTに関連させた業務の効率化、削減の事例が紹介されています。
実際、こんな紹介文なのです。

「学校における働き方改革には、何か一つをやれば解決するという特効薬があるわけではないため、小さな取組を積み重ねることが必要です。
そうした取組の一つとして昨年度に公表した「全国の学校における働き方改革事例集」では、どの学校でも取り組みやすく手の届きやすい事例を多数紹介させていただきました。」

そうです。
大きな改革をドーンとやるというよりは、小さな改革を一つ一つ行っていくというイメージが、結局は学校での業務を大きく変えていくのだと、私も思っています。

まず、できること。
そして、やってみたいこと。

このことを忘れずにいてほしいです。

まず、こんな事例。

「児童の出欠席連絡など、職員室で保護者から電話を通じて受け取った情報は、各教室にあるインターフォンを使って伝達する仕組みをとっていた。それが、Googleチャットを導入するようになった」

インターフォンでやりとりをすると、教室の子供たちと一旦関係を切ることになります。授業や朝の会の集中が途切れるわけです。

だいたい、インターフォンが鳴るときって、子供たちと楽しくやりとりしているときが多い?のです。

それが、ICT端末を利用したやりとりになることで、なくなるわけです。
これなら、すぐできますよ。