母の診療費をクリニックに払いにいったとき、たまたま待合室に置いてあった雑誌、日経プレジデントFamilyに、「がんばれる子が育った家庭の4つの共通点」という特集があって、ついつい読んでしまったのでした。
それは、東大生150人に、小学校時代にどのように親が関わったかをアンケートして、それをまとめたものなのです。
結果はというと、がんばれる子のもっている4つの力である
・ポジティブな姿勢
・ありがとうの心
・チャレンジ精神
・自分らしくいられる
ことを、親は育てていたというのでした。
このまとめは、前野マドカ氏が行ったものです。
実は、このマドカ氏は、以前レベルアップマガジンで取り上げた「幸福学」の第一人者である前野隆司氏の妻なのです。
ですから、前野氏らの研究である「幸福の四因子」に、まとめは沿ったものとなっています。
「なんでもやってみようと思える「ポジティブな姿勢」
感謝の言葉を素直に言える「ありがとうの心」
失敗を恐れない「チャレンジ精神」
ありのまま「自分らしくいられる」こと
この四つの因子を意識して育てることは、親でなく、教師でもできることだと思います。