「バタフライ・エフェクト」とは

最近 NHK の番組で「バタフライ・エフェクト」という言葉が使われています。
このバタフライエフェクトとは、どのようなことなのでしょうか。

Wikipedia では次のように解説されています。

「バタフライ効果(英: butterfly effect)は、力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象。」

要するに、ほんの些細な行動がさまざまな要因を引き起こし、非常に大きな運動にまでつながることがあるという考え方なのです。

この「バタフライ・エフェクト」という言い方は、気象学者エドワード・ローレンツ氏が、この考え方を発表した時の講演のタイトルが、「ブラジルでの蝶の羽ばたきはテキサスでトルネードを引き起こすか」から来ているのです。

NHKの番組だと、信念をもった些細なある行動が、ときに歴史を動かすことがあるという意味で使っています。

ちなみに、日本のことわざだと「風が吹けば桶屋が儲かる」ですね。
ただ、NHKの番組名としてはふさわしくはないです。