今日も、教育サークルの教え方セミナーで取り上げられた、クラスにいる特徴のある子について、どう対応していくか考えていきます。
1年生。
「(不安で)お楽しみ会でレクに加われない子」です。
私は、無理にレクに加わらせようとその子に促しません。
友達がレクで楽しんでいる様子を見ているだけで、よしとします。
もともとレクは無理強いしてやらせるものでもないでしょう。
この子の担任であるサークルメンバーのT氏も、レクに無理に加わらせることをしませんでした。
実際、友達が「一緒にやろう」と誘っても、その子はかえって固まってしまったのでした。
T氏は、しばらく、その子の横に座って、一緒にレクをやっているクラスの子達を眺めることもしたと言います。
これって、その子の行為を認めたというメッセージになりますね。
このお楽しみ会は、これで終わりました。
でも、それからT氏は、休み時間にその子と意図的に遊ぶようにしたのです。
私も、そうしますね。
すると、自然に、友達が遊んでいる輪の中に入れるようになったのでした。
そうそう、心は急には変われません。
じわしわと変わっていくことを待つほうがよいです。
その子が安心できる環境を整え、スモールステップで、じっくりと時間をかける。
それがよいと思います。