よいと考えられる名前の読み仮名の例

おととい、名前の付け方に一定のルールを作ろうとする戸籍法改正について、このメルマガで取り上げました。

その際、「一般に認められていない」読み仮名の例を、毎日新聞からこのようにあげました。

・反社会的、差別的、淫らで、名前にふさわしくない、著しく不快な読み方
・漢字の意味と反対の読み方(例:高<ひくし>)
・別人と誤解される読み方(例:鈴木<さとう>)
・漢字の意味や読み方から連想できない読み方(例:太郎<まいける>)
・読み違いかはっきりしない読み方(例:太郎<じろう>)

これらはダメな例です。
ですが、逆に、何ならよいのかを知っていた方がよいです。

産経新聞に、よいと考えられる例が載っていたので紹介します。

・海(マリン)漢字の意味と外来を関連付ける
・星(ヒカル)漢字の意味や読み方から連想される
・頼朝(ヨリトモ)本来的な音訓ではない「名乗り訓」
・咲里(エミリ)古い訓を利用する。(咲は昔、えむとも読んだ)

ここまでなら、なんとか納得できますね。

それでも、すっと連想したり、関連付けられない名前をつけるのは、やめてほしいです。