プロモータータイプの人への聞き方

昨日は、コーチングにおけるコミュニケーションタイプのうち、「コントローラータイプ」の人とのコミュニケーションのきっかけについて、取り上げました。

その人をより理解していく「きっかけ」として、役立てるためです。

今日は、プロモータータイプの人への聞き方です。

プロモータータイプの人は、自分が周囲に影響していると感じることが、一番のモチベーションです。

ですから、話を聞く際には、「あなたの話に影響されています。」という反応をきちんと示すことが重要です。

ちょっと大げさ気味に、うなずいたり、言葉を添えたりすると気持ちよく、話してくれます。

次に、プロモータータイプの人は、アイデアや新規性を好みますので、あれこれ規制されると窮屈に感じます。

ですから、質問する際は、大枠だけを示して自由に話してもらうようにします。
もちろん、変わったことを言っても、そのアイデアを否定しないようにします。

また、プロモータータイプの人は、盛り上がることが目的になりがちなので、話題に統一性がないことがあります。
あっちに行ったり、こっちに行ったりするわけです。

しかし、そのことをあまり指摘せず、ずれすぎたときは「先ほどの・・なんですが」と話題をさりげなく戻すようにしていくことを推奨します。

ざっくり言って、プロモータータイプの人は自由に話してもらうことがよいことにつながるので、そんなに難しいことはないと思います。