縄の上下運動を楕円にしていく 「縄のくぐり抜けの進化」

昨日、長縄の初期指導は「くぐり抜け」だという私の考えを紹介しました。
一番最初は、「大波小波」でゆらゆらしている縄を跳ばせるのではなく、「なわの遮断器」をくぐり抜けさせるのです。

これは、もう少し細かく言うと、縄が下がっているときは待っていて、上がったらくぐり抜けるわけです。

でも、教師が縄を操作するので、縄を上げっぱなしにすることもできます。
なので、子供の動きに合わせて、縄を上下することができるのです。

縄を上げて、下げる。
縄を上げて、下げる。
そのうち、縄が上がった瞬間に、ピューっとくぐり抜けられるようになります。
縄に合わせて、縄に入れるようになったのです。

実は、この縄の上下運動を、少し楕円にしていくと、回っている縄と同じになるのです。… 続きを読む

一緒に、日曜日の朝「朝活」しませんか

教師の学びと成長サポート
渡辺喜男です。

朝、教室の実践を振り返ったり、部屋の片付けをしたり、気になっていた本を読んだりしたいと考えている方はいませんか。

一緒に朝活しませんか。
ZOOMでつながりつつも、日曜日の6:30〜 30分間モクモクと朝活しましょう。
誰かと一緒にやることで、やる気が上がります。

前回は、5名の方に来ていただきました。
何かしら、朝から良いスタートが切れたと思います。

参加フォームです。… 続きを読む

長縄指導の一番最初のステップ

1年生に長縄を教えるとき、どのように教えますか。
幼稚園、保育園で長縄をやっている子もけっこういるのですが、全くやったことのない子もいます。
こんな「うまい・下手」ではなく、「経験ある・なし」に子供が分かれるのが、1年生ならではなのです。

そんな長縄の経験のない子たちに、ぐるぐる回っている縄を跳べなんて言っても、そうそうできるわけがありません。
やはり、スモールステップが必要です。

とすると、一番最初は、「大波小波」でゆらゆらしている縄を跳ばせますか。

いや、そうではなくて、縄を縦に上げたり下げたりして、そこを「くぐり抜け」させることを、私は一番最初にしていました。

縄の動きに合わせて、縄の中に入ることを、まず習得させるわけです。

このことを、「なわの遮断器」をくぐり抜けなさい、なんて言っていました。

長縄は、「くぐり抜け」がスタートです。… 続きを読む