1年生を担任すると、体育の後など、シャツを前と後ろが反対に着ている子や、裏表が逆さに着ている子を見つけます。
しかし、衣服の着脱はけっこう面倒で、私は、シャツの前と後ろをよく確認しないで、反対に着てしまうことが、いまだにあります。
思えば、目が不自由な人や、身体が思うように動かない人は、とてつもなく苦労しているかもしれません。
ですが、よく考えれば、裏表がないシャツや、前と後ろがないシャツがあればよいわけです。
すると、そんなユニバーサルデザインなシャツを作った会社があることを知りました。
「HONESTIES」という会社です。
https://em-tr271.com/L90494/b300/120571
縫製やデザインを工夫することで、だんだん製品を増やしていったそうです。
すると、発達障害の子の保護者から、こんな内容の便りがきたそうです。
「子供がシャツを裏表で着てしまい、毎回注意しなければいけない。子供も親も互いに嫌な気持ちになっていた。購入できる機会を切に願っている。」
確かに、介護や障害者にとっても、使いやすい商品だと思います。
ぜひ、ボランティア教育を学ぶ際に、話題にしてほしいです。