怒涛の4月が過ぎようとしています。
すでに、ノート指導も行われていると思います。
ていねいで、ゆったりとしたノートは、学んだことをより定着させることにつながります。
では、どうやったら、ていねいで、ゆったりとしたノートを、子供にとらせることができるのでしょうか。
その一つの有力な手だてが、「手本」を示すことです。
この「手本」は、自分がかつて担任した子のノートのコピーが最適解です。
同じ学年の子が書いたノートなら、きっと自分にもできるというモチベーションを、子供たちにもたせることができるからです。
私は、そのようにしていました。
さて、その「お手本」を示すことで、もうひと工夫した実践を、田丸義明氏が行っています。
教育トークライン 2023年5月号
https://em-tr271.com/L90494/b300/120741
田丸氏は、このようにノートのコピーを配布した後に言うのです。
「◯年生で目指してほしいノートを紹介します。どんなところが良いか◯や線を記入しましょう。
どこに印を付けたのか理由とともに紹介し合います。
最後に、「自分でもやってみよう」と思うところはどこですか。 隣同士で言い合います。」
要するに、どこが良いのか問いかけて、よいノートのポイントを自分たちで見つけさせているのです。
なるほどと思いました。
ちょっとした工夫なんだけど、こちらの方が子供にすっと入る気がします。
そんなに時間はかかりません。ぜひ、やってみてほしいです。