いやな感情にも意味がある

私達は感情の生き物です。
喜び、悲しみ、怒り、焦り、イライラ、ウキウキ・・・
これらの感情は、それぞれ、私達の心の中に立ち上がってくる「意味」があるのです。

しかし、自分でそんな感情をもってしまったことを恥ずかしく思ったり、他の人に見せたくなかったりして、その感情を押し込めて隠してしまうことがあります。

男子たるもの、人前で涙は見せてはいけない。
とか、
お母さんが悲しむから、くやしい顔をしないで黙っておこう。
とか、
はしたないと思われるから、ここははしゃいで喜ぶのはやめておこう。
とか。

でも、私達にとって、いやだったり、よくないことと思われたりする「悲しみ」や「嫉妬」、「さみしさ」といった感情にも、「意味」があるのです。

ですから、むげに感情を押し殺したりせずに、その感情に向き合って「意味」を捉えることを推奨します。
そうすることで、よりよく生きていくヒントを手に入れることができると考えるからです。

さて、
なぜ、こんな回りくどい言い方をしているかというと、「お金がありません」という本を読んでいたら、「よからぬ」感情に捉えられてしまったからです。

そんな「よからぬ」感情について、数回に渡って、考えていきます。
皆さんも、ぜひ、一緒に考えていってほしいです。