川崎の小学校で、プールに注水する作業に不備があって、5日間、水を出しっぱなしにしました。
この間、25メートルプール6杯分の水が流出したのです。
そして、その件に関して、川崎市教育委員会は、損害となった上下水料金190万円の半額を、賠償請求したのでした。
賠償請求されたのは、校長先生と担当の教師(おそらく体育部)です。
私は、以前、同様なプールの流水に関して、各学校にスマートメーターをつけて、異常な流水があったら、即座に検知できるような仕組みにすることを提案しています。 それは、学校において、1職員にこのような仕事をまかせることが、無理なことだと思うからです。
だいたいにおいて、プールに注水して満水になるまで、半日程度かかります。
そんなに時間がかかったら、忘れることもあります。
それなのに、その分を賠償請求されていたら、この仕事を引き受ける教師はいなくなります。
先のスマートメーターや、満水なったらアラームが鳴る仕組みなどの設備を設置するなどの施策を行うべきです。
そもそも、プールへの注水は教師の本来の仕事ではありません。
これこそ、外部委託で行うものなのです。