土曜、日曜日は大学の共通テストで、朝、近所にある神奈川大学に向かって大勢の受験生たちが、列をなして向かっていました。
その共通テスト、もう受験の世界から離れて久しい私には、簡単な問題でも歯が立ちません。
そこで、最近話題の生成AIに解いてもらおうと思いたったのでした。
数学I・数学Aの第一問目はこんな問題でした。
問
不等式
|x + 6| ≦ 2
を解いてください。
実際は、文章と問題が次から次へとならんでいるのですが、最初の部分のみ取り出しました。
これを、生成AIのChatGPTに解いてとお願いすると、こんな答えが返ってきました。
この不等式を解くために、まず絶対値の定義を考えます。絶対値 |x| は、xが正の場合には |x| = x となり、xが負の場合には |x| = -x となります。 したがって、不等式 |x + 6| ? 2 を考えると、x + 6 が正の場合と負の場合で場合分けすることができます。
x + 6 が正の場合(x + 6 > 0):
この場合、不等式は次のようになります。
x + 6 ≦ 2
これを解くと、x ≦ 2 – 6 となります。
x ≦ -4
x + 6 が負の場合(x + 6 < 0):
この場合、不等式は次のようになります。
-(x + 6) ≦ 2
これを解くと、-x – 6 ≦ 2 となります。
-x ≦ 2 + 6
-x ≦ 8
両辺を-1で割ると、x ≧ -8 となります。
以上の結果をまとめると、不等式 |x + 6| ≦ 2 の解は以下のようになります。
-4 ≦ x ≦ -8
すばらしいですね。
解く考え方まで、ていねいに示してくれるなんて、なんて親切なのだろうと思います。
これは使いこなさないと「宝の持ち腐れ」になっちゃいます。
生成AIをもっと使ってみます。