給食を子供と食べる

休み時間、そして、朝以外に、子供と親密になる関わり方ができる時間帯があります。 それは、給食時間中です。
コロナが猛威をふるっていた頃は、教師が子供の中に入って、一緒に給食を食べるなんて無理だったと思います。 それが、もう子供たちが対面で給食を食べているのでしょうから、問題はないと思います。
要は、給食の班を順番に教師が回って食べるわけです。 私は、子供と一緒に給食を食べながら、ひとしきり、おしゃべりしていました。
給食時ということもあり、また、先生と一緒に食べるということで、子供たちはおおむね歓迎ムード?になっていました。この傾向は、低学年ほど強いです。
私は、子供と一緒に給食を食べる際には、けっこう押しが強くなって、班の子供たちにあれこれ質問したり、話をふったりしていました。 とにかく、子供と私が黙る瞬間ができる限り少なくなるように心がけていたものです。
この巡回給食によって、けっこうおとなしい子とも親しげに話すことができたと思っています。
ただ、食べ終わっても、ずっとその班にいたわけではありません。 正直、私は、自分の分を食べ終わると、その班を離れて、自分の席にもどっていました。 日記のコメントを書くなど、ちょっとした自分の仕事をしたかったからです。
それでも、給食時間の10分ほどですが、子供と親しく話すことができて、よかったなあと思います。
そんなに手間がかかることではないので、まだやったことのない先生は、ぜひやってみてください。