「請願」を、小学生5年生が行った

「請願」て、知っていますか。
「請願」とは、国や地方公共団体などの公共機関に対して、その所管する事務について、ある措置を行うよう(または行わないよう)要望を伝える行為です。 日本国憲法第16条で国民の権利として保障されており、誰でも、請願をすることができます。
「第十六条 何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない。」
ただ、あまり「請願」をする人っていませんね。 それは、国や地方公共団体が、文書で提出することと、議会の議員の紹介を必要事項としているからです。 かなり、敷居が高いものです。
この「請願」を、小学生5年生の子が行ったというニュースがありました。 「タウンニュース」 em-tr271.com/L90494/b581/125281
えっ、ですね。
請願したのは、神奈川県大和市の中央林間小学校に通う荒谷愛架さん(5年)です。
どんな内容の請願を行ったかというと、
1 子ども基本法に基づく大和市子ども計画の策定 2 定期的な「子ども会議」の開催 3 子ども会議に限らず、意見を持った子どもが参加する「場」、自由に意見を言える「環境」、意見を聴く大人の存在と、その意見が反映される仕組みづくり
とのこと。
この「請願」は、これから大和市議会で審議されていきます。 すごいですね。