運動会の様子を撮影したデジカメとSDカードを紛失したら

5月、6月に運動会を行う学校が、たくさんあると思います。 ですが、その運動会関連で、えっと思う不幸な出来事がありました。
それは、運動会の様子を撮影したデジカメとSDカードを紛失した先生がいたことです。
でも、学校のデジカメを破損したり、紛失したりすることはありえることです。 私のかつての経験というか、視聴覚担当だったときの経験だと、年度当初に配布したデジカメの数が減っていたなんてことが、あったのでした。
でも、少し驚いたのは、そんな「ありえる」ことが、教育委員会初の「報道発表」で発表されたことです。
不謹慎?、認識不足?なのかもしれませんが、そんな大げさなことなの?と思ったのです。
報道によると、教諭は、学校のデジタルカメラで運動会の様子を撮影し、所定の場所に返さず、自身のリュックサックに入れて帰宅したとのこと。そして、後日、車に置いてあったリュックサックが無くなっていることに気づいたのでした。
要するに、誰かに盗まれたわけです。 で、やばいと思われるのは、子供たちの様子がSDカードに保存されていたことです。 でも、その子供たちの様子は、別段、普通のことが撮影されていたと思います。 おっー、一生懸命、演技しているなあ、なんて感想をもつような画像ですね。
でも、学校は臨時保護者会を開いて、謝罪したのです。 その画像を悪用されるかもしれないことをしでかしたのですから、それは当然かもしれません。
それでも、何か釈然としません。
運動会での撮影は、学校だよりや学級通信に使って、保護者にサービスするためのものだと推察し、そもそも、その先生が悪用したわけでもないのに、臨時保護者会、謝罪というのは、大げさすぎないかと思うのです。
管理責任といえば、そうだと思います。 ただ、今後、余計なことをしない意識が広まっていくのが、つまらないと思います。