文部科学大臣の中体連発表についての気になるコメント

昨日、日本中学校体育連盟(中体連)が、全国中学校体育大会において、水泳、ハンドボールなど、9つの競技は、3年後から実施しないと発表したことを取り上げました。
私は、この決定は、中体連による「英断」だと思うと述べました。
ところが、この発表に対して、盛山文部科学大臣が、次のようなコメントをしたと報道がありました。
「関係者の声に耳を傾けながら、丁寧に対応することが重要だ」
というのです。 これは、競技団体から反発が出てきたことを受けてのことだと言われています。
このコメントに対して、私は違和感をもちました。
・部活動の見直し
を文部科学省が掲げていながら、当事者に「しっかり説明せよ」というのは、ちょっと違うのではないかと思うのです。
説明をするのは、文部科学省だと思います。
ここでは、文部科学大臣は、競技団体に向けて、「部活動の見直し」の一貫として、ぜひ理解と了承してほしいと訴えてしかるべきだと思うわけです。
それを、当事者ではなく他人事のような発言をするのは、なんだかなあと思ったのでした。