「図書館がくれた宝物」「A Place to Hang the Moon」

今年の高学年の青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」は、次の4冊です。
・「ぼくはうそをついた」 ・「図書館がくれた宝物」 ・「海よ光れ!」 と ・「ドアのむこうの国へのパスポート」
です。
私は、まだ「ドアのむこうの国へのパスポート」という本は読んでいないのですが、残りの3冊の中では、「図書館がくれた宝物」が秀逸なお話でした。
「図書館がくれた宝物」というのは、外国の映画を日本で公開する際につけるタイトルのように、意訳?というか、本の内容が直感で捉えられるように作り上げたタイトルです。
原題は、
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「課題図書」を読んでおこう

毎年、夏休みに、図書館で、NPOの仲間と読書感想文講座と理科実験講座を開催しています。 図書館から依頼されて実施しているわけです。
ただ、読んでくる本はなんでもよいとしておくと、この子が読んだ本がどんな内容なのか想像もできないこともあります。
ですから、「穏当?」なやり方として、課題図書の本に限定して講座に参加してもらうようにしているのです。
なので、私はできる限り、課題図書の本を読んでから講座を担当するようにしていました。
今年は、高学年を担当するので、今、コツコツと読んでいる最中です。
さて、この課題図書、正式には、青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」と言います。
小学校だと、低中高それぞれ、4冊ずつ選定されています。
まあ、傾向として、
・戦争に関する内容
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ミスの原因を見つけたら、すぐそのミスを忘れなさい

プロゴルファーであり、コミックの原作者でもあった坂田信弘氏が亡くなったというニュースが飛び込んできました。
私は、コミック誌「ビッグコミックオリジナル」に掲載されていた「風の大地」をずっと読んでいました。 (この「風の大地」は、すでに作画者のかざま鋭二氏が亡くなっているので、未完となっています。)
まっすぐな目と純真な沖田圭介が、真摯にゴルフを究めていくストーリーに、引き込まれたものでした。
坂田信弘氏の御冥福を心よりお祈り申し上げます。
さて、この「風の大地」には、数々の印象深い言葉があります。 ただ、印象深いシーンは思い出せるのですが、言葉は、すっと出てこないので、調べてみました。 すると、次の言葉に、多くの人が感銘を受けていることを知りました。
それは、沖田の師匠である小針プロの言葉です。
「昨日のことは忘れなさい。昨日は終わりました。
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