「18÷0」をめぐって

ウェブで、ある割り算のドリルを巡って、先生が批判されています。
それは、こんな記事です。
「物議をかもしたのは、小学校の算数ドリルの一ページ。小学校3年生レベルの、ごく普通の割り算問題に混じって「18÷0」という問題が。これに対して、投稿者のお子さんが「答えなし」と回答したところ、先生はバツをつけた上に「正しい答えは0」と書き直したのです。」 em-tr271.com/L90494/b581/125511
調べると、元は以下のXの発信のようです。 em-tr271.com/L90494/b581/225511
ここでは、「正しい答えは0」と書き直していませんね。
ともかく、18÷0をどう解釈したらよいかを考えましょう。
その前に、
0÷8
です。 これは、0÷8=0ですね。 何もないものを、8人で等分しても、一人分は0です。
では、18÷0は、どうなのか。 これは、分ける人が誰もいないのに、「1人当たり」は計算できないのです。 ですから、18÷0の答えは存在しない、できないとなります。
うーむ。ごめんなさい。 正直、難しくて、私にはよくわからないのですが、こんな計算は、とにかくやってはいけないのです。
そもそもは、小学3年の「ドリル」にこんな問題があることが間違っているのです。 先生だけでなく、ドリルを作成した会社にも異議を唱えるべきです。