教師から働き方改革の提案をスマホ等で集める長崎県の動き

多忙の解消について、様々な施策がとられています。 もちろん、学校内部での工夫・改善がなされています。
この働き方改革のアイデアを、ボトムアップで集約して、それを全体化しようとする取り組みが、長崎県で行われています。 em-tr271.com/L90494/b581/125621
長崎県教育委員会は、各教師から職場環境の改善や効率化などの提案をスマホ等で集める「求ム!改善 e−アイディア」なる活動を行っているのです。
想像するに、意見集約をオープンで行っているわけで、それなりに意見が集まっているとのこと。 いい活動だなあと思います。
さて、このような集約を行ったら、「文句」ばかり集まるようなイメージがあるのですが、それでも、そのネガティブな意見を生産的に活用していくことも必要だと思うのです。
それは、市や県の学校教育施策に対して、
「・・・をなくす」
とか、
「・・・をやめる」
というスタンスで意見を求めることです。
市や県が学校に指示して行う施策が、非常に負担になっていることもあって、もちろん市や県は必要だと考えているのでしょうが、一度、現場の声を丸ごと受け止めるべきです。
そんなことを行えば、どれほど「教師の働きがい」ではないことを、教師に丸投げしているかがわかると思います。