「鶏肉が苦手」

昨日は、スイカが苦手な先生のことを取り上げました。 この先生が、給食をどう切り抜けるかについては、ちょっと後回しにさせてください。
そうではなくて、一部の人が苦手な食べ物について触れたいのです。
それは、「鶏肉」です。
えっ、これだけ唐揚げやフライドチキンに人気があるのに、「鶏肉」が苦手な人っているの?と思うかもしれません。
それが、いるのです。
でも、今の時代ではなく、昭和20年代、30年代の時代の話です。 田舎ではけっこうな確率で、家でニワトリを飼っていました。何のためにニワトリを飼っていたのでしょうか?
そう、卵を手に入れ、そして、ニワトリを食料にするためです。
それだけ、貧しい時代だったのです。
で、その家に子供がいて、ニワトリの世話を担当していたとします。
そうすると、いつの日にか、大きくなったニワトリを「締める」ときがくるわけです。そんなことを体験した子が、鶏肉を食べられなくなったとしても不思議ではないですね。
実際、私の知り合いに、鶏肉がそんな理由で食べられないという人が2名います。
そんな人が、もし先生になったら、給食にどう向かうのか、考えてみてください。