一つずつ配るか、まとめて配るか

今日は、「理科実験講座」における微細な?教育技術について、取り上げます。
実は、今回の図書館における講座は2日間に渡っていて、1日目の理科実験講座と2日目の講座では、内容も担当者も異なっていたのです。
1日目は私が担当し、2日目は教育サークルの若手メンバーが担当しました。
当たり前ですが、別の人が教えると、授業のテイストというか雰囲気、情感が変わります。 それは、その人なりの授業のイメージ、学びのイメージ、そして、人への接し方が違うからだと思います。 人柄が違うから、とざっくり言ってもよいかもしれません。
加えて、これは、人柄ではなく、使っている技術も変わるのです。 これも、授業や子供への対応の考え方が異なっているからかもしれません。
実際に一つあげると、モノの配り方が違いました。
理科と言っても、試験管とかそんなすごいモノを配るわけではなくて、紙コップとか風船とか、そんな小物を配るわけです。
で、私はどうしたかというと、一つずつ、必要なモノを取りにこさせたのです。
「では、空気砲の材料のチップスターの筒を、1年生から取りにいらっしゃい」
といった感じです。
そして、チップスターの筒に穴を開けたら、次は風船を取りにこさせました。
一方、若手メンバーは、一つずつではなく、それぞれの机の上に、「まとめて」、「事前に」置いておいたのでした。
さて、このまとめてタイプと、私のような一つずつタイプと、皆さんは、どちらのやり方をすることが多いですか。