「一つずつ（配る）タイプ」は、「現実的な」「時短な」技

昨日は、理科でのモノの配り方について取り上げました。
配り方のタイプ別で言うと、
「一つずつタイプ」
と
「まとめてタイプ」
に、ざっくり分けたわけです。
このタイプ別は、いつも「一つずつタイプ」であったり、いつも「まとめてタイプ」であったりするわけではないですね。
もちろん、ほとんどの場合、どちらかのタイプであるという人もいるでしょうが、やはり、時と場合によって、使い分けているのだと思います。
私は、理科の授業に限って言えば、担任で理科の授業を行っていたときは「一つずつタイプ」でした。 でも、理科専科をやっていたときは「まとめてタイプ」だったのです。
これは、準備に時間をかけられるかどうかが大きな要因です。
理科専科だと、モノを事前に準備し、まとめておくことができます。 具体的に言うと、だいたい、グループごとに、トレイにモノや道具を入れておいていました。 それを、授業で渡していたわけです。
ですが、担任をしていたときは、なかなか事前に準備をしておく時間がとれませんでした。 もちろん、準備が大切なのは重々承知です。ですが、ほかにやることがあって、時間がとれないのが実情でした。
となると、その場でモノを配ることになります。
そこでとる方法が、「一つずつタイプ」なわけです。
こうやって見てくると、この「一つずつタイプ」は、事前に準備する手間を省くことができる、「現実的な」「時短な」技だということがわかると思います。
準備が足りないと無下に責められる？いわれはないのです。