「はれぶた」の矢玉四郎さんが亡くなった

「はれときどきぶた」シリーズで知られる作家の矢玉四郎さんが亡くなったニュースが流れました。 em-tr271.com/L90494/b581/125911 7月14日に亡くなられたそうです。享年80歳です。
おそらく、この「はれときどきぶた」シリーズを知らない教師はいないと思います。 通称「はれぶた」、主人公は則安くんです。 それくらい子供に親しまれたロングシリーズの本でした。
「はれときどきぶた」が発刊されたのは1980年ですから、私も教師になってすぐ、この「はれときどきぶた」に遭遇したことになります。
当時、それまでの児童書とは、一線を画す、おそらく、とてつもなくインパクトのある作品でした。
それは、それまでの「優良図書」といわれる大人が子供に与えるような健全な?ためになる本ではなく、ただただ面白い本でした。 ですから、おそらく、様々な批判が雨あられのようにあびせかけられたと思います。
しかし、結局は、子供たちが絶大なる支持をしたわけです。 とにかく、あのナンセンスなユーモアは、子供たちの心を鷲掴みするパワーがあります。
学校に必ず置いてある本です。ぜひ、図書室に行って、矢玉さんのことを思いながら読んでみてください。
合掌。