前のメルマガで、「行動分析」による行動の4つの分類を紹介しました。 そして、「家庭で小さな子が大声をあげて泣く場合」について、例として取り上げました。
今日は、教室における事例、「授業中、立ち歩く子」について考えてみます。
四つの分類は、以下の通りでした。
・もの・活動の要求 ・拒否・逃避 ・注目欲求 ・感覚刺激
ここで、「授業中、立ち歩く子」がいた場合、おそらくその子はなかなか自分が立ち歩く理由を言語化できないでしょうから、こちらから、推測していくことになります。
逆に考えていくわけです。
一番考えやすいのは、「拒否・逃避」だと思います。 それは、
・勉強している内容がわからない ・勉強している内容がつまらない ・課題がやさしすぎて、退屈 ・先生のことを拒否して反発している ・・・
などと推測されるわけです。 そうだとしたら、それに対して、対策を立てれば解決に向かいます。
次に考えやすいのは、「注目欲求」です。 それは、
・先生に認められたい ・先生にかまってほしい ・みんなに注目されたい ・・・
などと推測されるわけです。 そうだとしたら、授業中、まめに声かけをしたり、席のそばを通りながら軽くタッチしたりすることが考えられます。 また、他の場面で、みんなに注目させたり、活躍したりする場面を意図的に作ることが考えられます。 これも、承認されたい欲求が充たされるように、解決の方向を探すわけです。
ついでは、「感覚刺激」です。
これは、活動する(立ち歩く)ことで落ち着くので、活動を禁止すると逆効果になるわけです。 だったら、条件をつけて(1回だけ立ち歩いてよいとか、1分だけ立ち歩いてよいとか)許可をしたり、他の作業活動をふんだんに取り入れて、立ち歩きを補完するようにしたりなど、活動を行なう方向で解決を考えるわけです。
あと、「もの・活動の欲求」というのは、あんまり考えにくいと思います。
とにかく、何らかの理由があるので、その理由をまず探ってみましょう。
今日は、教室における事例、「授業中、立ち歩く子」について考えてみます。
四つの分類は、以下の通りでした。
・もの・活動の要求 ・拒否・逃避 ・注目欲求 ・感覚刺激
ここで、「授業中、立ち歩く子」がいた場合、おそらくその子はなかなか自分が立ち歩く理由を言語化できないでしょうから、こちらから、推測していくことになります。
逆に考えていくわけです。
一番考えやすいのは、「拒否・逃避」だと思います。 それは、
・勉強している内容がわからない ・勉強している内容がつまらない ・課題がやさしすぎて、退屈 ・先生のことを拒否して反発している ・・・
などと推測されるわけです。 そうだとしたら、それに対して、対策を立てれば解決に向かいます。
次に考えやすいのは、「注目欲求」です。 それは、
・先生に認められたい ・先生にかまってほしい ・みんなに注目されたい ・・・
などと推測されるわけです。 そうだとしたら、授業中、まめに声かけをしたり、席のそばを通りながら軽くタッチしたりすることが考えられます。 また、他の場面で、みんなに注目させたり、活躍したりする場面を意図的に作ることが考えられます。 これも、承認されたい欲求が充たされるように、解決の方向を探すわけです。
ついでは、「感覚刺激」です。
これは、活動する(立ち歩く)ことで落ち着くので、活動を禁止すると逆効果になるわけです。 だったら、条件をつけて(1回だけ立ち歩いてよいとか、1分だけ立ち歩いてよいとか)許可をしたり、他の作業活動をふんだんに取り入れて、立ち歩きを補完するようにしたりなど、活動を行なう方向で解決を考えるわけです。
あと、「もの・活動の欲求」というのは、あんまり考えにくいと思います。
とにかく、何らかの理由があるので、その理由をまず探ってみましょう。