ウォータースライダーでの事故

9月半ばに、8歳の子が亡くなった事故の責任を問われて、引率していた責任者が書類送検されました。
この事故自体は、昨年の8月のことなのですが、島根県のレジャー施設にあるウォータースライダーでの事故です。
サマーキャンプに参加していた8歳の男の子がウォータースライダーで遊んでいました。 ウォータースライダーと言っても、冬はスキー場の坂道にビニールシートを敷き、坂の上から水を流して滑るものです。
ですが、この男の子は、上から滑ってきた別の子にぶつかり、意識不明になって、そのまま亡くなったのです。
このサマーキャンプを引率していたのは、町の職員(公務員)です。 その町の職員と施設の管理者が、管理責任を問われて書類送検されたのです。
管理責任とは、事故を防止するために必要な措置をとることで、それがなされていなかったというわけです。
当時、このウォータースライダー遊びは5人ほどの子が遊んでいたのですが、監督していたのは町の職員1人だったのでした。
この事故の場合、引率していたのは町の職員ですが、こんな引率は、学校なら、ざらにありますね。
もちろん、事故防止への対策が不十分だったと思いますが、それでも、引率した者が重い責任をとらなくてはならないのは、少々気が重くなります。