教師の望み（意向）がずれている場合

今日は、「教師の望み（意向）」が、「保護者の望み（意向）」と「子供の望み（意向）」とずれている場合を取り上げます。
この状態は、2つの場合にざっくり分けられると思います。 それは、
・独りよがり ・孤高、独自、先進
です。
まあ、見方によっては、この２つは同じようなものかもしれません。
とにかく、教師の施策？が、子供にも保護者に受け入れられないわけです。
例えとして、わかりやすいのが、大量の宿題を出すようなことです。
授業で取り扱わない漢字を練習してくることを毎日課したり、大量の算数ドリルを毎日課したりといった大量の宿題を、もちろん、子供は嫌がりますし、保護者も決して歓迎しません。 子供が困りすぎるのも保護者は受け入れないのです。
これが「独りよがり」です。
もう一つ、「孤高、独自、先進」？です。 これは、前年度にはやっていなかったことを、その年度になって取り入れた場合等に起こります。
例として適切かどうかわかりませんが、前年度はシャープペンシルを使ってよかったのに、本年度は使用してはいけないといった場合です。
このようなことは、教師がデータや経験に基づく施策？を行っても、それが必ずしも受け入れられるわけではないことを示しています。
教師はどうしたらよいか。
教師の施策を、子供にむけては授業において、保護者に向けては懇談会、学級通信など、様々な場面で訴えていくしかないですね。
そのようなアピールをしないで、保護者・子供から受け入れられることはないと思います。
手間暇をかけるしかないのです。