三者の望み（意向）は同じだと思いがち

少しの間、
「子供の望み（意向）」 「保護者の望み（意向）」 「教師の望み（意向）」
を巡って、考えを記してきました。
ここまで記してきて、思ったことがあります。
それは、
「私達は、自分がやっていることを当たり前だと思う」
ということです。
教師の立場でいうと、教室で行っていることが当たり前、デフォルトだと思いがちです。 そして、頭では異なることがあるとわかっていても、「無意識に」
三者の望み（意向）は同じ
だと思うのです。
そして、みんな、まじめで、仲良く、一生懸命に取り組むことが当たり前だと思うわけです。
でも、これまで述べてきたように、おそらく「デフォルト」として、三者の意向は異なるほどではないかもしれませんが、ずれています。
ですから、このことに対して、何かしらの施策を行わなくてはなりません。
その一つが情報発信です。 手間暇かかりますが、異なる意向を合意をもって揃えていくということです。
その一つが天理市の保護者対応窓口「ほっとステーション」です。 保護者の意向については、そちらに対応を移譲するということです。
それにしても、二重のクライアントをもっている教師という仕事は、大変であり、その大変な所以を、もっと世間に理解してもらうようにしたいです。