年間授業時数を「現在以上に増やさない」ことを求めるのではなく

昨年の12/25、文部科学大臣が、年間授業時数を「現在以上に増やさない」ことを前提にすることを中教審に求めたという報道がありました。
これを聞いて、おいおい、ちょっと待てよ。 「現在以上に増やさない」ではなく、
「現在から減らすこと」
を求めてほしいよね、と思うのです。
今、ほとんどの小学校の高学年は、週に4日は6時間目を行っていると思います。
6時間目をやって、子供を下校させたら、だいたい15:30になります。 ここから退勤時間まで、休憩時間を除いたら、残り1時間くらいしかありません。
この1時間ほどに、会議や教材研究、事務処理が入るわけがないのです。
子供にとっても、教師にとっても、1日5時間の時間割が、スムーズに学校を回していく限度だと、私は思うのです。
そのために、授業時数を「現在以上に減らすこと」をやってほしいです。
ここは、大胆にやるしかありません。 今の枠組みを壊していくのは、文部科学省しかできないのです。
皆さんは、年間授業時数を「現在以上に増やさない」という文部科学省の方針について、どう考えていますか?