これまで、「事前規制と事後監視」のうちの「事前規制」について考えてきましたが、今日は、「事後監視」という概念について、考えてみます。
「事後監視」の前提・背景は、「事前規制」の呪縛から解放されてきたということです。
このメルマガでこの話題を取り上げた際に、例としてあげた
・「自分の仕事が終わっていても上司より先には退社しない」 ・「初任の先生や教育実習生には、始業30分前には学校にいることが求められる」
ということもなくなりつつあります。
自分のペースで仕事を行い、やるべきことを終えたら、とっとと退勤する先生が増えてきています。
また、初任の先生や教育実習生に「無理させない」というような風潮さえ、学校にあるような気がします。
まだまだ「事前規制」はあるのですが、それでも減りつつあるのです。
そして,その「事前規制」からの解放の先にあるのが、
「自己責任」
という概念なのです。
人に迷惑をかけないなら、とりあえず何をやっても、どう振る舞おうと咎められません。 しかし、ひとたび、トラブルを引き起こすと、「自己責任」の矢が飛んでくるわけです。
そう、SNSで今では頻繁に見られる「炎上」が、その「自己責任」の矢が雨あられと降ってきた結果だと私は理解しています。
令和の自由さの内部には、そんな「自己責任」論が巣食っているのです。
「事後監視」の前提・背景は、「事前規制」の呪縛から解放されてきたということです。
このメルマガでこの話題を取り上げた際に、例としてあげた
・「自分の仕事が終わっていても上司より先には退社しない」 ・「初任の先生や教育実習生には、始業30分前には学校にいることが求められる」
ということもなくなりつつあります。
自分のペースで仕事を行い、やるべきことを終えたら、とっとと退勤する先生が増えてきています。
また、初任の先生や教育実習生に「無理させない」というような風潮さえ、学校にあるような気がします。
まだまだ「事前規制」はあるのですが、それでも減りつつあるのです。
そして,その「事前規制」からの解放の先にあるのが、
「自己責任」
という概念なのです。
人に迷惑をかけないなら、とりあえず何をやっても、どう振る舞おうと咎められません。 しかし、ひとたび、トラブルを引き起こすと、「自己責任」の矢が飛んでくるわけです。
そう、SNSで今では頻繁に見られる「炎上」が、その「自己責任」の矢が雨あられと降ってきた結果だと私は理解しています。
令和の自由さの内部には、そんな「自己責任」論が巣食っているのです。