レクネタ7 ドンジャンケン

今まで紹介してきたのは、あまり体を動かさないゲームでした。 今日紹介するのは、けっこう体を動かします。 私のクラスの定番ゲームでした。
それは、
「ドンジャンケン」
です。
ドンジャンケンは、普通はラインを引いて運動場でやるのですが、それを、教室でやるわけです。 教室では、ラインを引く代わりに、子供の机を使ってジグザグの1本の道を作ってやります。
黒板の一番左側と一番右側に、2つのチームに並んで分かれます。 これは男子対女子が、絶対に盛り上がります。 これは「鉄則」です。
「よーい・ドン」で、チームの先頭の子が、教室の後ろに向かって、一斉にスタートします。 後ろのロッカーまで行ったらターンして黒板に向かって走っていき、黒板の前あたりで、走って来た子同士がぶつかります。 とにかく、一本の道なら、どこかでぶつかるわけです。
ぶつかったら両手で「ドン」をします。 そして、「ジャンケン」をします。 これが、「ドンジャンケン」というネーミングの謂れだと思います。
勝てばそのまま前に進めます。 負けたら自分のチームの後ろにつきます。 負けたチームは次の子が走ります。
そして、また、ぶつかったらドンをしてジャンケンをします。
ゴールまで入った方が勝ちなのです。 ゴール判定は、教師がします。
ずっと勝ち続けてきたのに、あと一歩のところで、じゃんけんに負けてしまう。 そんな心のドキドキが、子供たちにはたまらなかったようでした。
けっこうヒートアップしますので、危なくないように、教室でも「ドンジャンケン」をやってみてください。
雨の日に、やるのもよいですよ。