「話を聞かせる」力をつける 2つの意味

NPOの仲間と行った冬の教え方セミナーで、担任した子達に指示が通らなくて、悪戦苦闘している先生が、なんとかクラスをまとめようと足掻いてる実践が講座となりました。
その中で、子供達に話を聞かせるということが一つのテーマとなっていました。
そこで、しばらくこの「話を聞かせる」ことをテーマに、メルマガで取り扱っていきたいと思っています。
まず、先生や学童やスポーツクラブの指導者が、「話を聞かせる」力をつけると言う場合、二つの意味があることを押さえておきます。
それは、
・子供が話を聞く力をつけること ・先生が子供に話を聞かせる力をつけること
です。
子供サイドと先生サイドの2つの立場があるのです。 違う言い方をすると、こんな感じです。
・子供に聞くことへの構えをもたせること ・先生の話し方スキルをアップさせること
これらは、本来、どちらも大切なことなのですが、どうも、片方に偏重しているような感じがするのです。
どっちも大事。それが、スタート地点だと考えています。