渡辺です。
あれこれ考えることがあり、メルマガを3月からお休みしていました。お許しください。
このたび、再開いたします。ただし、毎日(every day)ではなく、基本的に月曜から金曜までの「お仕事モード」でお届けしていきます。
さて、3月のメルマガでは、教室における「聞く」ことの指導工夫をテーマとして取り上げていました。
ただ、「聞くことの指導」と言っても、教師の伝え方も含めて捉えられることがあります(たとえば、子どもに聞かせるために声をひそめて話すなど)。そのため、以下のように分けて考えてきました。
・教師の話を「聞かせる」スキル ・子どもが話を「聞く」スキル
そして、今回のメルマガ再開にあたって取り上げていくのは、「子どもの聞くスキル」についてです。
まず、子どもの「聞くスキル」=「話を聞く心構えを身につけさせること」を指導する上で、最も重要なポイントは、
「話を聞いていない子を注意する前に、話を聞いている子を褒める」
ということです。
これは、「聞く」指導に限らず、他のあらゆる場面にも通じる、極めて大切な視点だと思います。
私たちはつい、話を聞いていない子に目がいきがちです。 あらぬ方向を見ている姿が気になるのは、教師として自然なことかもしれません。
ですが、そこをぐっと堪えて、自分の方を見ている子に注目してみてください。
そして一言、
「・・さんは、よくお話を聞いていますね」
と声をかけてあげるのです。
頑張っている子、真面目に話を聞いている子に「損」をさせてはいけません。むしろ「得」をさせなければならないのです。
「「静かに!話を聞いて!」と注意するより、まず褒める」
それによって、他の子たちも徐々に、話を聞く姿勢になっていきます。
あれこれ考えることがあり、メルマガを3月からお休みしていました。お許しください。
このたび、再開いたします。ただし、毎日(every day)ではなく、基本的に月曜から金曜までの「お仕事モード」でお届けしていきます。
さて、3月のメルマガでは、教室における「聞く」ことの指導工夫をテーマとして取り上げていました。
ただ、「聞くことの指導」と言っても、教師の伝え方も含めて捉えられることがあります(たとえば、子どもに聞かせるために声をひそめて話すなど)。そのため、以下のように分けて考えてきました。
・教師の話を「聞かせる」スキル ・子どもが話を「聞く」スキル
そして、今回のメルマガ再開にあたって取り上げていくのは、「子どもの聞くスキル」についてです。
まず、子どもの「聞くスキル」=「話を聞く心構えを身につけさせること」を指導する上で、最も重要なポイントは、
「話を聞いていない子を注意する前に、話を聞いている子を褒める」
ということです。
これは、「聞く」指導に限らず、他のあらゆる場面にも通じる、極めて大切な視点だと思います。
私たちはつい、話を聞いていない子に目がいきがちです。 あらぬ方向を見ている姿が気になるのは、教師として自然なことかもしれません。
ですが、そこをぐっと堪えて、自分の方を見ている子に注目してみてください。
そして一言、
「・・さんは、よくお話を聞いていますね」
と声をかけてあげるのです。
頑張っている子、真面目に話を聞いている子に「損」をさせてはいけません。むしろ「得」をさせなければならないのです。
「「静かに!話を聞いて!」と注意するより、まず褒める」
それによって、他の子たちも徐々に、話を聞く姿勢になっていきます。