「話を聞かせる力をつける」持っているものを置かせて、こちらにおへそを向けさせる

昨日は、「他の人の話を黙って聞く」を聞き方のルールとして、徹底させることを取り上げました。
今日は、そんな大したことではないと思いがちなことを取り上げます。
それは、
「持っているものを置かせて、こちらにおへそを向けさせる」
ことです。
この「持っているものを置かせて、こちらにおへそを向けさせる」ことは、大人に対して要望?することはないと思います。
それは、大人は手に何か持っていても、少し体が斜めになっていても、注意を逸らすことはあまりありません。
ですが、子供は、注意が逸れて当たり前の状態です。 ですから、「持っているものを置かせて、こちらにおへそを向けさせる」ことを露わに言う必要があります。
ただ、このことを毎回、教師が指示するのではなく、子供が意識することが大切だと思うのです。
「あっ、ここは一旦、聞くことに集中しよう」 「話している人の方を向こう」
という意識を促すわけです。
そのために、毎回指示するのではなく、指示しなくとも、持っているものを置いた子を褒め、話している人の方に向いた子を褒めていきます。
こうして、「聞く時の体勢」を身につけさせていくわけです。